バクラクは経理の仕事が「ワクワクする」ツール。税理士事務所がスタートアップ企業にバクラクを勧めるワケ

バクラクは経理の仕事が「ワクワクする」ツール。税理士事務所がスタートアップ企業にバクラクを勧めるワケ
バクラク導入の背景と効果
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課題

・顧客であるスタートアップ企業はバックオフィスへの投資が手薄になりがち
・法改正に対応する経理の負担について経営層の理解が及ばず、準備が進まないケースもある
・経営者自らが事務処理に時間をかけてしまうこともある

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決め手

・マニュアルを読まなくても初期設定ができるほど分かりやすいUI
・定期支払いの設定や請求書の受取状況レポートなど、求めている機能が実装されていた

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効果

・顧客へのサポート不要で初期の導入が完了した
・バクラクを導入した顧客からは「もっと早く知りたかった……」との声

目次
バックオフィスまで手が回らないスタートアップ企業を支える税理士事務所 経理が抱える、離職率や休暇取得による「業務の継続性」の悩み  7社を比較してバクラクを選定。決め手はUIの分かりやすさ  バクラクを紹介する際は、AI-OCRの優秀さを特にプッシュ  導入から2週間、顧客からは「もっと早く知りたかった……」との声  バクラクは、経理の仕事がワクワクするツール 

自身もスタートアップ企業の“1人経理”として苦労した経験から、主にスタートアップ企業の税務業務全般を支援する若原義敬税理士事務所。顧客を支援する一環として、『バクラク請求書』と『バクラク申請』を顧客に紹介、導入支援をされています。 

今回は、『バクラク請求書』と『バクラク申請』の選定理由や取り組みの流れ、そして顧客からの感想について、税理士の若原 義敬さん、角坂 友美さんにお話を伺いました。 

バックオフィスまで手が回らないスタートアップ企業を支える税理士事務所

- 貴所の事業概要について、お聞かせください。 

若原さん:我々の事務所では主にスタートアップ企業の税務業務全般の支援を手掛けています。顧客企業は、IT系かつ10名未満の規模がほとんどです。少しでも迅速に経営判断を下せるように、税務業務以外にもキャッシュフロー計算書の作成、月次決算までの業務フローの整備、DX支援といった取り組みを行っています。 

実は私自身、税理士事務所から知人が経営するスタートアップ企業に転職して、“1人経理”を経験したことがあります。その企業では、記帳も決算も税理士事務所にすべて丸投げで依頼していた状態で、経理体制がまったく整備されていませんでした。0から経理体制を構築する中で、スタートアップ企業が抱える経理の課題や悩みを知ることができ、その頃の体験が独立開業した現在に活かされています。 

- 前職の経験から、スタートアップ企業の経理にどのような課題を感じていますか。 

若原さん:一般的にスタートアップ企業では、事業の売り上げを伸ばすことに注力するあまり、バックオフィスへの投資が手薄になってしまうケースが多いと思います。 

実際、スタートアップ企業で経理を担当していた頃は、一定規模に達するまでは経理社員が増えることもなく、経理業務のほとんどを私がこなしている属人的な状況が続いていました。「もし私が病気で倒れたれたら、経理が回らなくなる」と不安に感じていたことをよく覚えています。 

最近では、電子帳簿保存法(以下、電帳法)やインボイス制度といった法改正への対応も、経理の負担となっています。こうした経理業務の大変さに経営層の理解が及ばず、準備がなかなか進まないスタートアップ企業は多いです。 

また、経営者自らが請求書のアップロードといった事務処理をしているスタートアップ企業も珍しくありません。経営者は事務処理に時間をかけるのではなく、事業の売り上げを伸ばすことに集中すべきですし、そのための環境作りが大事だと思います。

若原 義敬さん 

経理が抱える、離職率や休暇取得による「業務の継続性」の悩み 

- 事業会社の経理が抱える課題について、角坂さんはどのように考えていますか。 

角坂さん:私は前職、前々職と事業会社の経理担当でした。その頃に感じていた課題が「業務の継続性」です。 

経理の業務範囲は広く、繁忙期も定期的に訪れるため長時間労働になりがちです。離職率も高い状態が続いていました。 

加えて、バックオフィスの社員には女性が多く、産休や育休で抜けてしまうことも多々ありました。業務を継続するためには残った社員が引き継ぐ必要があり、個人の負担は重くなります。 

-そのような課題を解決する手段として経理業務を支援するツールがあると思います。経理の現場でツールの普及は進んでいますか? 

角坂さん:一般的に、経営層は経理への投資に消極的です。また、システムに詳しくない経理担当の方は、過去のデータが消えてしまうことや新しいやり方に対して不安を感じがちです。 

そのため、経理の現場ではツールの導入が遅れています。 

角坂 友美さん 

7社を比較してバクラクを選定。決め手はUIの分かりやすさ 

- 『バクラク請求書』を知ったきっかけと、当時の状況をお聞かせください。 

角坂さん:前々職で改正電帳法への対応に迫られたことがきっかけとなり、『バクラク請求書』を知りました。 

当時は電帳法対応だけでなく、毎月の振込作業に時間がかかっていたことも大きな悩みで、請求書の処理にかかっている時間と手間を削減したいと考えていました。請求書の受け取り枚数が月200枚、振込作業に3時間、ファイリングに1時間もかかっていたのです。 

『バクラク請求書』であれば、電帳法対応と請求書処理の効率化ができると考え、導入を決定しました。 

- 当時、他社ツールとの比較検討はされましたか。 

角坂さん:7社のツールを比較検討しました。上司に説明するため、ツールごとの違いや強みを理解し、トライアルも行いました。 

- 比較検討にあたって、どのような要素を重視しましたか。 

角坂さん:使用している会計ソフトとの互換性をはじめ、自社の経理業務に合うかどうかを最も重視しました。また、前々職の経理部門には、あまりITに強い担当者がいなかったため、操作説明が不要でも使いこなせるかどうかがポイントの1つでした。 

トライアルの際にも自分で触ってみて、経理以外の現場担当者にも受け入れられそうかを確認していました。 

- 『バクラク請求書』を導入した決め手をお聞かせください。 

角坂さん:UIの分かりやすさです。『バクラク請求書』はサポートの方の説明を受ける前に、初期設定がほぼ終わりました。 

また、定期支払いの設定や請求書の受取状況レポートなど、求めている機能がすべて実装されていました。 

バクラクを紹介する際は、AI-OCRの優秀さを特にプッシュ 

- 現在、貴所では『バクラク請求書』や『バクラク申請』をどのような顧客に紹介いただいていますか。 

角坂さん:Slackやスプレッドシートで購買申請を出していた企業に導入いただきました。過去の振り返りはSlackでは難しいですし、フォーム機能で資料添付ができません。スプレッドシートでは未承認の確認に時間が取られていました。 

また、支店が多くあり、請求書の枚数が多い企業の場合、振込作業やファイリングに時間がかかります。このような企業であれば、請求書の送料や作業時間の削減にもつながります。

若原さん:購買申請や支払依頼といった経費まわりの申請で複数のツールを使っていたり、業務が整備されていなかったりする企業もまだ多いです。ワークフローをシンプルにして工数を削減し、かつ内部統制を強化させたい企業におすすめです。 

- 先ほど、経営層が経理への投資に対して消極的なケースが多いというお話がありました。経営の理解を得るための秘訣はありますか。 

角坂さん:細かく数字を算出して提案することを徹底しています。経理にかかっている人件費や作業時間を洗い出すことからはじめ、比較対象となるツールを表にまとめ、機能ごとに5段階評価で点数をつけてご提示しています。 

顧客に『バクラク請求書』を紹介するときは、AI-OCRの優秀さをプッシュしています。読み取りの精度はもちろん、読み取り完了までのスピードは他社ツールよりも圧倒的に速いです。 

その他にも、『バクラク請求書』はクラウド会計ソフトとの連携や各種レポート機能も優れています。

導入から2週間、顧客からは「もっと早く知りたかった……」との声 

- 現在の顧客へのご紹介状況はいかがでしょうか。顧客からの感想があればお聞かせください。

角坂さん:導入からまだ2週間しか経過していないお客様も、マニュアルを使って簡単に説明しただけで活用いただけています。 

担当者の方からは「AI-OCRが非常に優秀」「ツールの動きが軽い」「UIがシンプルで分かりやすい」という声をいただいています。あるべきところに必要な機能があるのが、バクラクの良いところですよね。 

また、ご提案時には「もっと早く知りたかった……」との声もあり、今後もより多くの企業にご紹介していきたいと考えています。 

バクラクは、経理の仕事がワクワクするツール 

- 今後の展望をお聞かせください。 

若原さん:バクラクを導入することによって、私と角坂の工数が大きく減ると思います。浮いたリソースで新しい顧客を獲得し、より多くのお客さまをご支援し、さらに事務所を拡大していきたいですね。 

また、電帳法やインボイス制度をはじめ、税法も変わっていきます。こうした税法の改正点を学び、顧客に対して丁寧に伝えていきたいです。加えて、税務コンサルティングや資金繰りの改善といった、付加価値のあるご提案ができればと考えています。 

- 今回の取組みを振り返り、どのような企業にバクラクはおすすめできるでしょうか。 

角坂さん:バクラクを一言で表すなら、「経理の仕事がワクワクするツール」です。これまでずっと経理業務に携わってきましたが、ワクワクする時が来るとは想像もできませんでした。 

ツールの導入に迷っている、経理業務に課題を感じている方は、まずトライアルすべきだと自信を持って言えます。 

社名
若原義敬税理士事務所
業種
税理士事務所・会計事務所
従業員数
1名〜50名
サービス
バクラク申請
バクラク請求書受取
課題・目的
人手不足解消
手入力の削減
現場社員の負担軽減
電子帳簿保存法
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