・電子帳簿保存法やインボイス制度への対応が必須だった
・仕訳業務に工数がかかっていた
・営業から技術サポートまで寄り添った伴走支援だった
・仕訳などの画面が圧倒的に見やすかった
・AI-OCRによるデータの読取り精度や過去仕訳の学習精度が高く手入力作業が削減できる
・万全の法令対応
・仕訳業務を中心に受取請求書の処理作業が半減
・心に余裕ができ視野が広がった
ラードや椿油等の生活に密着した事業を展開している横関油脂工業株式会社。創業75年、年商55億円の会社で経理を担当する宇梶さんは、ひとり経理ながら毎月100枚ほど請求書を処理し、稼働4営業日で月次決算を締める仕事の達人です。バクラク請求書を導入したことで、これまでのペースや段取りを変えることなく課題を克服できたと話す宇梶さんに、バクラク請求書導入の経緯や活用状況について伺いました。
ーー 普段はどのような体制でどのような業務を行っていますか。
総務経理課としては10名いますが、仕訳や支払・経費処理等の経理業務は、私一人で担当しています。会社からのミッションで「月次決算の早期化」が課せられており、4営業日目までに財務諸表を仕上げ、毎月100枚ほどの請求書(うち紙が9割)を処理しなければなりません。
私は、入社して製造オペレーターとして製造現場で勤務していましたが、育休明けに復職するときに現在の部署に異動し、経理を担当することになりました。まったく違う職種ですが、現場では「納期」、経理では「期日」という点では、共通して仕事の『段取り』が重要です。
ーー 請求書受取サービスを導入しようと思われたきっかけは何でしたか。
2022年から、電子帳簿保存法やインボイス制度の対応について、本格的に検討を始めました。
様々なサービスや機能を提供する会社がある中で、請求書受取サービスの導入がほぼ社内決定していましたが、ある展示会でバクラクのブースを訪問したことで、これまでの検討をいったん白紙にすることになりました。インパクトがあったのは、操作性と画面の見やすさでした。
せっかく新しいシステムを導入するならば、法令対応だけではなく仕訳の自動化ができるほうがいいと考えていたためです。新しいシステムによって業務の負荷が増えるのか、それとも更に段取り良く行えるようになるのか、これは私にとってライフワークバランスに影響するテーマでもありました。
ーー 複数社サービスの比較検討をされた中で決め手はなんでしたか。
バクラクを選んだ決め手は、担当してくれた「人」と、会社としての「対応力」です。比較検討の段階で5社ほどの候補がありましたが、その中で当社の課題を最も深く理解して、丁寧に寄り添ってくれたのがバクラクでした。
バクラクの営業の方も技術サポートの方も、こちら側に立って一緒に解決方法を模索するスタンスでしたので、「こんなことを聞いたら恥ずかしいかな」と思うことでもざっくばらんに相談ができました。
また、当社が利用するERPの会社と経理システムについて調整する際に、交渉のポイントを教授してもらうことでスムーズに交渉が進められたことも、バクラクを早期に導入できた一因だと思います。
ーー 実際にバクラクを導入いただき、業務に変化はありましたか。
スキャンした請求書のデータ読み取りのおかげで、ほぼ手入力はなくなりました。また、過去の仕訳の学習精度も高いので、仕訳の業務も5割ほど減っていると思います。
インボイス制度や電子帳簿保存法といった新しい法令の対応で、業務量が増えることを覚悟していただけに、気持ち的に余裕ができると思慮深く考えられるようになり、『段取り』がより強化されました。日次、月次、年次の業務を自分なりにコントロールすることで、スピード感を落とすことなくより質の高い業務を心がけています。
同時に他のメンバーの仕事に関心が持てるようになり、視野が広がったように思えます。人事異動により今年4月から総務経理課のリーダーを拝命しましたが、これも大きな変化ですね。
ーー 検討中の企業様へのメッセージはありますか。
検討において最も大切なことは、自分の会社が「何がしたいか」を明確にすることですね。それをバクラクにぶつけて一緒に検討をする。そのプロセスでバクラクを評価してみてください。私は担当していただいた営業担当者の問題を把握する力と対応する力に感服しています。本当に感謝しています。