■ 背景

インボイス制度（適格請求書等保存方式）とは、2023年10月から開始される消費税の新しい仕入税額控除方式です。仕入税額控除を受けるためには、適正な適格請求書の保存が求められるため、取引先が適格請求書発行事業者ではない場合は、納税額が増える可能性があります。

インボイス制度への対応は、請求書等の発行時（売り手側）と受取時（買い手側）それぞれの対応が求められますが、受け取る請求書等のフォーマットが様々であることや、取引先の対応方法により受取時の対応も異なることから、特に請求書等の受取時の業務工数の増大が懸念されています。またインボイス制度は従業員の立替経費精算にかかる領収書も対象となります。

■ 概要

バクラクではこれまで、累計2,000名以上が参加したインボイス制度セミナーを開催してきました。セミナーで実際にいただいた質問をもとに、今回、経理の実務で参考にしていただけるQ&Aをまとめました。

来年の施行に向けて年末の予算取りなど、インボイス制度対応に向けて動き始めている企業様も増えてきているかと思います。自社の業務フローを検討される際の参考としてダウンロードいただければと思います。

＜下記のような方におすすめです＞

・インボイス制度が業務にどのような影響を与えるか知りたい方
・インボイス制度対応の業務フローについて検討中の方
・インボイス制度について各社どのような点に関心をお持ちか知りたい方

＜掲載している質問（一部抜粋）＞

Q. 適格請求書の様式について教えてください。請求書以外でも適格請求書になりうるものはありますか？
Q. 適格請求書発行事業者の義務と、受取側の義務について教えてください
Q. 適格請求書ではない請求書が届いた場合どう対応すれば良いのでしょうか？
Q. 家賃の支払いのように毎月請求書の交付を受けない取引に関してはどのように対応すれば良いでしょうか？
Q. 当社は親会社の経費の一部の立替を行っています。その際、親会社及び当社で対応すべきことを教えてください
Q. 社員の立替経費精算で使う領収書についてもインボイス制度の対象でしょうか？留意点があれば教えてください
Q. 仕入税額控除の適用を受けるためにはすべての請求書の確認をする必要があるのでしょうか？

その他、詳しく知りたい方は以下のページから資料をダウンロードください。
https://bakuraku.jp/how-to/invoice_system-qa20

バクラクではこれからも、インボイス制度・電子帳簿保存法等の法改正に対応し、安心して快適にお使いいただけるサービスを目指していきます。