請求書が売っている場所はどこ?販売店一覧と電子請求書の作成・発行のススメ
- 記事公開日:
- 最終更新日:2024-08-09
企業間のやり取りにおいて請求書を発行する場面は少なくありません。請求書は自作することも可能ですが、市販されているものもあります。この記事では、請求書の販売場所について解説します。電子請求書の概要や普及の背景、電子請求書を利用するメリットなども併せて解説するので、参考にしてください。
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請求書が売っている場所はどこ?販売店一覧と電子請求書の作成・発行のススメ
請求書が売っている場所
請求書が売っている場所は多岐にわたります。以下は、代表的な場所とそれぞれの詳細です。
量販店・小売店
量販店や小売店のなかでも、大型の店舗では文房具・オフィス用品の売り場に請求書が置いてあることが一般的です。しかし、郊外型・中型の店舗では文房具・オフィス用品を扱っているところが少ない傾向があります。そのため、そのような店舗では請求書が手に入りにくいでしょう。
ホームセンター
ホームセンターでも請求書が売られています。文房具・事務用品の売り場では、領収書などと同じ棚に並んでいることが一般的です。なお、販売されているのは日本法令製ではなく、大手メーカーのものが多い傾向があります。
スーパー
スーパーでも店舗によっては請求書を取り扱っている場合があります。ただし、取り扱っている請求書の種類は基本的に限定的です。また、店舗によっては取り扱い自体がない場合もあるため、注意が必要です。
100円ショップ
100円ショップでも請求書が販売されている場合があります。ただし、取り扱っている製品は独自ブランドの商品であることがほとんどです。大手メーカーのものや、日本法令製のものは扱っていない場合が多い点に注意が必要です。
ネット通販
請求書を確実に入手する方法としては、ネット通販を利用することが挙げられます。また、取り扱っているメーカーも多く、自分がほしい商品を見つけやすいでしょう。しかし、店舗で売られている商品よりも割高な傾向があります。さらに、通販という特性上、実際に手元に届くまでタイムラグがある点に注意が必要です。
請求書はWeb上で発行することが可能
請求書は紙媒体だけでなく、Web上で発行することも可能です。具体的には、電子メール、Webサイト、専用システムといったデジタル媒体を活用して発行できます。これらの発行方法には、承認プロセスの簡略化やペーパーレス化の推進など、さまざまな利点があります。電子請求書の概要や発行方法などの詳細は、以下で解説するので、参考にしてください。
電子請求書とは?
電子請求書とは、オンライン上で発行および送信ができる請求書のことです。従来の請求書は紙媒体に手書きで内容を記入して対応していました。一方、電子請求書は電子メール、Webサイト、専用システムといったデジタル媒体を活用して発行されます。
近年、法律によって請求書を電子データとして保存することが義務付けられているため、電子請求書への対応が必須です。また、紙の請求書と比べてさまざまなメリットがあることから、多くの企業で導入されています。
電子請求書が広まった背景
電子請求書が広まった理由はいくつかあります。以下は、具体的な理由とそれぞれの詳細です。
インボイス制度の開始
インボイス制度の開始に伴い、電子請求書が求められる場面が増え、電子請求書の利用が広まりました。インボイス制度の詳細については、以下の記事を参考にしてください。
インボイス制度への対応方法も解説!そのまま使える請求書テンプレート
電子帳簿保存法の要件緩和
電子請求書が普及した背景には、電子帳簿保存法の改正もあります。2022年1月に改正され、猶予期間を経て2024年1月から本格的な対応が求められています。電子帳簿保存法についての詳細は、以下の記事を参考にしてください。
電子請求書を発行する方法
電子請求書を発行する方法はいくつかあります。以下は、具体的な方法とそれぞれの詳細です。
電子メールによる送付
紙の請求書をスキャナで取り込んで電子化したデータや、パソコン上のWord(ワード)やExcel(エクセル)で作成した電子請求書は、メールで送付できます。自社で作成した書類をメールに添付するだけであり、導入も容易です。ただし、送付後の取り消しには対応していないため、送付先や書類の誤りなどには注意が必要です。
クラウドへのアップロード
オンラインで利用できるツールを介して共有する電子請求書もあります。主にチャットツールで相手へ送付したり、ファイル共有サービスなどにアップロードしたりする方法です。先方に電子請求書を共有した後、データをダウンロードしてもらいます。
アップロードの履歴を確認できるうえに、誤ってアップロードしても取り消せるため、安心感があります。ただし、ツールによっては一定期間が経過するとデータが消える場合もあり、事前の確認が必要です。
専用システムの活用
電子請求書発行システムを利用し、システム上で電子請求書をやり取りするケースもあります。請求書の新規作成から送付までの一連の流れをシステムで管理できるため、作業効率も高まります。取引先の閲覧やダウンロードも容易です。なかには、他の業務システムと連携できるものもあり、社内全体の業務の簡素化にもつながる可能性があります。
電子請求書発行システムを利用するメリット
電子請求書発行システムを利用するメリットは多岐にわたります。具体的なメリットとそれぞれの詳細は以下の通りです。
請求書発行に伴う業務を効率化できる
電子請求書を取り入れると、請求業務の流れを効率化できます。送付や再発行の手間がないため、スムーズに請求業務を進められます。また、オフィス以外の場所からでも請求業務に対応可能です。たとえば、テレワークに取り組む自宅や出張先などからも請求業務ができます。
請求書発行に関するコストを削減できる
電子請求書は、請求書の発行にかかるコストも減らせます。紙の請求書を作成して送付するには、印刷代、郵送代、封筒代、人件費などが必要です。しかし、電子請求書は作成から送付までオンラインで完結できるため、コストを削減できます。特に、請求書の発行枚数が多いほど削減できるコストは大きな金額になります。
法制度対応の課題に対応できる
請求書は、電子帳簿保存法やインボイス制度などの法律に対応することが必須です。しかし、法律の改正によって対応方法が変わる可能性もあります。電子請求書発行システムを導入していると、法制度への対応に関する課題もスムーズに解決しやすくなります。
セキュリティを向上させられる
電子請求書は、送付した後の保管や管理もスムーズです。送付の履歴が残るため、いつどこへ送付したかの確認が容易になるうえ、情報漏洩のリスクも軽減できます。さらに、過去に発行した請求書の枚数が多くても検索しやすく、紛失のリスクも少なくなります。
電子請求書発行システムはバクラク請求書発行がおすすめ
電子請求書発行システムにはさまざまなサービスや製品が展開されているため、最適なものを選ぶことが大切です。おすすめの電子請求書発行システムとして、バクラク請求書発行が挙げられます。バクラク請求書発行は、複数書類の一括作成だけでなく、個別に作成することも可能です。また、レイアウト調整によってさまざまな書類を再現できるといった利点もあります。
まとめ
紙媒体の請求書はさまざまな場所で売っているため、簡単に入手できます。しかし、電子帳簿保存法への対応や業務の効率化などの観点から、電子請求書を取り入れるべきです。
電子請求書発行システムにはさまざまな製品やサービスがありますが、そのなかでもバクラク請求書発行がおすすめです。バクラク請求書発行は、書類の発行に関する業務が1つのサービスで解決できます。また、インボイス制度や電子帳簿保存法など、各種法制度にも対応しています。経理業務を効率化したいと考えている場合は、ぜひバクラク請求書発行の利用をご検討ください。