【シリーズ企画】2024年のバクラク新機能を総まとめ!第一弾
「ペーパーレス化に取り組む企業が見逃せない注目機能」を徹底解説

2024年のバクラクを振り返る①ペーパーレス化 支援機能まとめ

2024年、経理業務においては「紙からの脱却」が大きな議題となりました。電子帳簿保存法やインボイス制度対応が始まった中、紙の帳票管理や非効率な申請業務が課題となり、多くの企業でペーパーレス化が推進されたことと思います。また、10月からの郵送料金の値上げも、紙を使い続けることによる継続的なコスト増加の一端として大きく話題になりました。

本シリーズでは、これらの課題を解消するべく、今年「バクラク」シリーズへ搭載された新機能を振り返ります。自社の電子化・お取引先様の電子化の促進、AIによるデータ業務の効率化など、紙業務をデジタルに置き換えていくための機能群をまとめてご覧ください。

ペーパーレス化に悩む企業が要注目のバクラク新機能

1.経費申請者による帳票の紛失リスクを軽減:「ファイル管理機能」

バクラク申請・経費精算の「ファイル管理機能」の概要図

(対象製品:バクラク申請・経費精算)

紙の請求書や領収書は、経費申請者に保管の手間や紛失のリスクを与えます。加えて、月末の経費精算の申請時にまとめての申請を行わなければならないことや、承認者や経理担当者が膨大な帳票の確認をしなければならないことが、各部門での工数逼迫につながります。

本機能が叶えること

これらの課題に対処するため、バクラクでは経費精算のプロセスを改善する「ファイル管理機能」をリリースしました。本機能によって、申請者が任意のタイミングで帳票を事前アップロードでき、また一括処理も可能であるため、申請業務の大幅な効率化を実現します。また、帳票のアップロードと同時に「電子帳簿保存法の要件を満たすかどうか」を自動で確認することも可能です。

なお、本機能は経費精算に限らず、請求書の支払依頼や見積書/発注書の購買申請でもご利用いただけるので、社内申請のさまざまなシーンで業務効率化の一助になります。

本機能へのお問い合わせ

申請者の手元に多くの領収書や請求書があるのは、さまざまな管理上のリスクと経理処理の工数切迫につながります。
ぜひ、バクラクによる安心でスムーズな社内申請の実現を体験してください。

2.請求書の個別データ化の手間を削減:「請求書の自動分割機能」

バクラク請求書受取の「自動分割」機能の概要図

(対象製品:バクラク申請,バクラク請求書受取,バクラク請求書発行)

すでに電子化がされた書類の扱いを効率化する技術は複数ありますが、支出管理の現場では依然として紙と電子ファイルが混在しており、書類の受領・スキャン作業自体を外注するなどの方法で対応している企業が多くあります。

本機能が叶えること

本機能によって、電子化された業務を構築する上で負担の多い「紙の書類を人の手で仕分けて取り込む工程」を無くすことができます。複合機などでスキャンした紙の請求書をまとめて「バクラク請求書受取」に取り込むと、AIが自動で書類の分割箇所を推薦してくれるため、AIの推薦箇所を確認するだけで処理が完了します。今まで紙で受領した請求書を手動で仕分けし、請求書ごとに取り込んでいた手間が大きく削減されます。

また、「バクラク請求書発行」では、事前に設定した分割ルールに基づき、まとめてデータ化された請求書のPDFを取引先ごとに自動分割できます。分割された請求書はAI-OCRによって取引金額・日付などの項目が入力補完されるため、手入力の手間を減らし、送付や電子帳簿保存法の対応を効率的に行えます。

本機能へのお問い合わせ

まだまだ完全な電子化がなされていない請求書業務の分野においては、「紙をいかに手間なく・スピーディにデータ化できるか」という点に、工数削減の大きなヒントがあります。
膨大な書類の電子化にお困りであれば、バクラクのAIをぜひお役立てください。

3.取引先の帳票電子化も促進:「ポータルサイト機能」

バクラク請求書発行の「送付先ポータル」機能の概要図

(対象製品:バクラク請求書発行)

バクラク請求書発行ではこれまで、メール送付や郵送代行といった書類の送付方法を提供してきました。その中で、書類の受領の観点からは「メール履歴やファイリングしたものから書類を探すのが大変」、送付観点からは「問い合わせ対応や再発行の作業が大変」といったお客様の声をいただいていました。

本機能が叶えること

そうした声をもとに「バクラク請求書発行」では、受領側が過去に受け取った請求書や見積書などの書類を一元的に管理・保存ができ、送付側は取引先からの個別書類に関する紛失等の問い合わせにも対応できる「ポータルサイト機能」を開発しました。

これにより、書類を受領した取引先が自社専用のポータルサイトから、過去に受け取った書類の確認やダウンロード(印刷)ができます。また、ポータルサイト内で「書類の受領側が自ら、送付側と共有している自社情報の変更ができる機能」も同時にリリースしています。これまで煩雑だった、取引先や社内でのやり取りを含む変更内容のマスタ反映作業を、スムーズに行うことが可能です。

本機能へのお問い合わせ

日頃、どうしても書類の送付先とのコミュニケーションが頻発してしまったり、過去の帳票を辿る手間が多くなってしまったり…という課題は多くの現場で起きていることかと思います。
バクラク請求書発行の本機能を用いて、煩わしい対応工数を削減してください。

バクラクは今後も企業のペーパーレス化を支援します

バクラクは、紙の書類を高効率のデータ化(AI-OCR)や、バックオフィス担当社員の手作業やコミュニケーションコストの削減、といった観点からペーパーレス化を支援しています。本コンテンツで紹介しきれなかったお役立ち機能も多数備えており、今後も、お客様が現場で抱えているさまざまな課題に対して新機能をリリースしていきます。
 

これらの機能を通じて、バクラクは企業の経理業務を効率化し、今後もペーパーレス化と働き方改革を実現するサポートを提供していく所存です。もし、製品の導入や詳細な機能についてご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。専任の担当者が、貴社のニーズに合わせたご提案をさせていただきます。