法人カードを会計ソフトと連携するメリットと方法
- 記事公開日:
- 最終更新日:2024-08-16
法人カードと会計ソフトを連携すると自動で明細などを取り込むことができるため、経理業務の効率化や人為的ミスの削減が期待できます。この記事ではカードと会計ソフトを連携するメリット、会計ソフトの連携方法などを紹介します。
法人カードと会計ソフトを連携するメリット
法人カードと会計ソフトを連携すると、法人カードの取引情報を自動で会計ソフトに取り込むことができます。また会計ソフトによっては、勘定科目ごとの仕訳まで行うことが可能です。それにより下記3つのメリットがあります。
手動入力時間の削減により経費処理が効率化できる
自動で会計ソフトに取引明細の取り込み・仕訳がされると、経理業務の効率化に繋がります。
連携によって経理担当者の作業は、取引明細の手入力が不要となり、仕訳明細の確認と不備がある箇所の修正が中心になります。そのため、作業時間と負担を大きく減らすことができます。
自動入力により入力ミスを防げる
法人カードと会計ソフトを連携すると、手入力で起こりうる人為的な入力ミスの対策にもなります。
複数の請求書・領収書を見ながら、利用日付・金額・取引内容を手入力していると、ミスが発生しやすいものです。さらにミスが発覚した場合、数字の間違いを探す作業は時間と手間がかかります。取引明細を会計ソフトに自動で取り込むことで、細かな数字入力が不要となり、ミスを防ぐことができます。
会計知識が浅くても、自動仕訳により会計処理が簡単にできる
仕訳は、勘定科目をはじめ多くの知識やルールの把握が必要です。そのため、初心者が即簡単に対応できるものではなく、人事異動も大きな手間になります。
カードと会計ソフトを連携させて自動仕訳を利用すれば、簿記や会計知識が浅い方でも会計業務が処理しやすくなります。
バクラクビジネスカードと連携可能な会計ソフト
バクラクビジネスカードは、会計ソフトと連携が可能な法人カードのひとつです。これから紹介する会計ソフトは、バクラクビジネスカードとAPI連携ができるため、より会計業務の効率化となります。
例えばバクラクカードのAI-OCR(自動読み取り)機能を活用し、証憑データを会計ソフトへ自動取り込み・仕訳することが可能です。
freee会計
freee会計は業界トップクラスのクラウド型会計ソフトです。大企業から中小企業、個人事業主まで対応可能となっています。特徴としてはfreeeが特許を取得しているAIの「自動仕訳機能」による記帳の完全自動化です。取引を一度登録すれば、次から同じ勘定科目へ自動で仕訳を行ってくれるので、会計業務の経験が浅い方でも使いやすいソフトとなっています。
バクラクビジネスカードへ連携すると、ワンクリックで利用明細・証憑の連携が可能です。連携方法は、バクラクビジネスカードの管理画面より操作が可能です。
マネーフォワード クラウド会計・マネーフォワード クラウド会計Plus
マネーフォワード クラウド会計とマネーフォワード クラウド会計Plusは、クレジットカードとのデータ取得・連携スピードがメリットです。またクレジットカードの取引履歴より、勘定科目の推測や、自動仕訳を行うことも可能です。またマネーフォワード クラウド会計Plusでは、仕訳承認機能などの内部統制にも対応できます。
バクラクビジネスカードと連携すると、より詳細なカード情報が会計ソフトに付与され、仕訳機能の精度を高めることが可能です。連携方法は、マネーフォワード クラウド会計およびマネーフォワード クラウド会計Plusの連携画面より操作ができます。
そのほかの会計ソフト
上記2つのほか、バクラクビジネスカードでは複数の会計ソフトに連携しています(弥生会計・勘定奉行シリーズ など)。お使いのソフトが対応しているかどうかはお問い合わせください。