レターパックの値上げ後の料金は?旧料金との差額の対応方法も解説

2024年10月1日から、レターパックの料金が値上げされました。

この記事では、値上げ後のレターパックの料金や、旧料金のレターパックを使用する方法について詳しく解説します。レターパックをよく利用する方や、郵送コストの見直しを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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レターパックの値上げ後の料金は?旧料金との差額の対応方法も解説

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レターパックの値上げ後の料金

レターパックは、2024年10月1日から料金が値上げされています。

以下値上げした価格を見てみましょう。

レターパックの種類

2024年9月30日までの料金

2024年10月1日からの料金

レターパックプラス

520円

600円

レターパックライト

370円

430円

上記のようにレターパックプラスは80円の値上げ、レターパックライトは60円の値上げが実施されました。定期的な利用をしている場合は、郵送コストが増える点を考慮していかなければなりません。

以下の記事では、インボイス制度の概要や影響を図解で解説しています。ぜひ参考にしてください。

関連記事:インボイス制度とは?意味や概要、対象となる事業者への影響を図解でわかりやすく解説

値上げ前に購入したレターパックは使える?

値上げ前に購入したレターパックは、そのままでは使えません。料金が不足しているため、そのまま投函すると差出人に戻ってきてしまうため注意が必要です。

この章では、値上げ前のレターパックを使用する方法を2つ紹介します。

旧料金のレターパックに差額分の切手を貼る

旧料金のレターパックに差額分の切手を貼れば、これまでと同じように投函可能です。レターパックプラスの場合は80円分、レターパックライトの場合は60円分の切手が必要です。

たとえば、レターパックプラスなら、50円切手と30円切手を貼ります。レターパックライトなら、30円切手2枚や、50円切手と10円切手を組み合わせることも可能です。

レターパックには「この線より上は消印に使用しますので、何も書いたり貼ったりしないでください。」と注意書きがありますが、切手はどこに貼っても問題ありません。一般的なのは、料金表示の下部に切手を貼る方法です。

参考:日本郵便「2024年10月1日(火)から郵便料金が変わりました。

差額と手数料を支払って新しいレターパックに交換してもらう

差額と手数料を支払えば、新しいレターパックに交換してもらうことも可能です。手数料は、レターパック1枚につき55円かかります。

たとえば、レターパックプラス1枚を交換する場合、差額80円と手数料55円で合計135円が必要です。レターパックライトの場合は、差額60円と手数料55円の合計115円を支払います。

手数料や手間がかかってしまいますが、手元に切手がない場合や、見た目をスッキリさせたい場合は、交換も検討してみましょう。

レターパックの値上げに対する企業の対応策

レターパックの値上げは、企業にとって経費増加の要因になりかねません。ここからは、レターパック値上げへの対応策を2つ紹介します。

他の郵便サービスを検討する

郵便物の追跡サービスが必要ない場合は、スマートレターや定形郵便・定形外郵便などの活用を検討しましょう。レターパックよりも安価に送付できます。

たとえば、スマートレターはA5サイズ・1kgまで全国一律料金で送付でき、手軽に利用可能です。定形郵便・定形外郵便は、軽いものや小さいものを送る場合にコストを抑えられます。

郵便物を追跡したい場合は、定形郵便に特定記録郵便のサービスを追加する方法もあります。また、信書以外の小さな荷物で追跡が必要な場合は、ゆうパケットを検討しましょう。

状況に応じて、最適なサービスを使い分ければ、送料を節約できるでしょう。

レターパック以外の郵便サービスについては、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:はがきの値段はいくら?差額分の切手の貼り方、値上がりへの対応策

関連記事:スマートレターの料金は?用途や購入・利用方法とあわせて解説

ペーパーレス化を進める

電子化によって、ペーパーレス化を促進できます。ペーパーレス化とは、これまで紙でやり取りしていた請求書や納品書などの書類を、電子的なデータに置き換えることです。紙の使用量を減らすのはコスト削減になるだけでなく、環境保護にもつながるでしょう。

たとえば、紙で作成・郵送していた請求書や見積書をPDFなどの形式にし、電子メールで送ったり、クラウド型の請求書発行システムを通じて送付したりする方法があります。

電子データなら、オフィスや自宅、外出先など、場所を選ばずにアクセスできるようになり効率的です。また、紙の書類のように劣化したり、紛失したりするリスクもありません。テレワークの普及によって、ペーパーレス化は今後ますます一般的になるでしょう。

請求書発行システムの種類や導入メリットについて詳しくは、以下の記事で解説しています。

関連記事:請求書発行システムとは?機能・種類から導入するメリットと注意点まで解説

詳細な項目や具体例は以下の記事にて詳しく解説しますので、ぜひご参照ください。
関連記事:適格請求書とは?概要や書き方(見本付き)をわかりやすく解説

あらゆる帳票を電子データで作成・送付できる「バクラク請求書発行」

2024年10月1日の値上げにより、レターパックプラスは600円、レターパックライトは430円に料金が変更されています。レターパックの値上げは個人だけでなく、企業における郵送コストにも影響を及ぼす可能性があります。

レターパックの値上げをきっかけに、電子化への移行をお考えの企業様におすすめしたいのが「バクラク請求書発行」です。「バクラク請求書発行」はあらゆる帳票の発行に対応しており、現在お使いの帳票レイアウトに合わせて柔軟なカスタマイズが可能です。

作成した帳票はメールでの一括送付、個別送付のどちらにも対応しています。また、取引先の状況に合わせて、PDFファイルを添付する方法と、ダウンロード用のURLを送付する方法を選択可能です。

「バクラク請求書発行」の導入により、郵送コストの削減はもちろん、業務効率化も実現できるでしょう。ぜひ、導入をご検討ください。

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