【法人・個人】ETCカードの使いまわしを良い・悪いケース別に解説

【法人・個人】ETCカードの使いまわしを良い・悪いケース別に解説

法人用ETCカードを社員間や家族間で使いまわして良いか、お悩みの方もいるでしょう。使いまわしが認められるか否かは、発行するカード会社や名義によって異なります。 本記事では、ETCカードの使いまわしが認められる・認められないケースを、法人用と個人用に分けてそれぞれ解説します。法人用ETCカードの種類やメリット、選び方も紹介しますので、参考にしてください。

1.法人用ETCカードは使いまわしても良い?

法人用ETCカードを使いまわせるか否かは、発行するカード会社や名義によって異なります。

法人用ETCカードの使いまわしが認められる・認められない例をそれぞれ紹介しますので、使いまわしの可否を判断しかねている方は参考にしてください。

1-1.使いまわして良いケース

法人用ETCカードは、利用者や車両の制限がなければ使いまわしが可能です。契約者が認める相手には、貸し出して問題ありません。

ただし、保有枚数が1枚の場合、複数の社員が同時に使用できないため注意が必要です。複数台の営業車をもつ会社などでは、不具合が生じることもあるでしょう。

個人用ETCカードを移動に使用しても問題ありませんが、通行料金などを立て替えた社員が後日精算しなければならず、手間が生じます。社内で必要なETCカードの枚数を事前に確認し、複数枚発行するのが望ましいでしょう。

1-2.使いまわしてはいけないケース

法人カードが代表者の個人名義の場合、付帯する法人用ETCカードの貸し借りは原則認められません。詳しくは、ETCの利用規約を事前に確認しておくことが重要です。

たとえば、代表者が雇入れた社員が業務で使用する場合も、名義人以外に自身のETCカードを貸し出すことは禁止されているため注意しましょう。

2.個人ETCカードは使いまわしても良い?

個人用ETCカードは、基本的に友人間や家族間の使いまわしができません。名義人以外の使用は、ETCの利用規約で禁止されているため注意が必要です。

ただし、個人用ETCカードを自身の車以外で使える場面はいくつかあります。3つのケースについて、以下で詳しく見ていきましょう。

2-1.使いまわして良いケース

名義人が運転できる状態で個人用ETCカードを使用する場合は、原則として車の所有者や車種を問わず使いまわしが可能です。

使いまわしが認められる3つのケースについて、詳しく見ていきましょう。

2-1.1.レンタカーで自身のETCカードを利用する場合

レンタカーで高速道路や有料道路を利用する場合は、個人用ETCカードをレンタカーの車載機に挿して問題ありません。通行料金は、レンタカーの車種や走行距離に応じて正しく支払われます。

レンタカーで個人用ETCカードを利用する際は、車の返却時にETCカードを抜き忘れないように注意しましょう。

なお、レンタカー会社によっては、レンタカーの利用時にETCカードを貸してもらえるケースもあります。顧客間の使いまわしに該当しますが、許容されているためご安心ください。

2-1.2.車両を買い替えて以前使用していたETCカードを利用する場合

車両を買い替えた場合も、以前使用していた個人用ETCカードを新車の車載器に挿入して利用できます。

車載器とETCカードはそれぞれ独立しているため、エラーなどが出ることはありませんが、新車で初めてETCカードを利用する際は車載器のセットアップが必要です。セットアップ登録店の認可を受けている店舗に、手続きを依頼しましょう。

2-1.3.家族用ETCカードを利用する場合

クレジットカードの家族カードと同様に、家族用ETCカードを申し込むと、契約者の家族も利用可能です。ただし、家族用ETCカードの取り扱いがない場合や、申し込み可能枚数が定められている場合もあるため、カード会社の規約を事前に確認しましょう。

2-2.使いまわしてはいけないケース

個人用ETCカードを名義人以外が使用することは、利用規約で禁止されています。友人間はもちろんのこと、家族間の貸し借りも認められないため注意しましょう。

3.個人事業主が発行できる法人用ETCカードもある

法人用クレジットカード・ETCカードの発行対象は法人だけでなく、個人事業主が発行できるものもあります。

個人事業主による発行の可否については、カード会社の申込要件を事前に確認しましょう。法人用ETCカードを発行できる場合、法人用クレジットカードの発行後に、付帯するETCカードを追加で申し込めます。

4.法人用ETCカードの種類

法人用ETCカードの種類は、法人用クレジットカード(法人カード)に付帯するタイプとETCカード専用タイプに大きく分けられます。

それぞれの特徴を解説しますので、法人用ETCカードの発行を検討中の方は参考にしてください。

4-1.法人カード付帯のETCカード

法人カードには、付帯サービスとして法人用ETCカードを発行できるタイプがあります。法人カードの審査に通過するとETCカードを追加で発行でき、利用金額は法人カードの指定口座から引き落とされます。

法人カード・ETCカードともに発行費や年会費無料のものが多いため、コストを抑えたい方におすすめです。ただし、発行可能枚数に上限があるケースや、追加カードの発行に手数料が必要なケースもあるため、事前に確認しましょう。

4-2.ETC専用カード

ETC専用カードには、以下の3種類があります。

  • 法人ETCカード
  • ETCコーポレートカード
  • ETCパーソナルカード

それぞれの特徴を、詳しく解説します。

2-2.1.法人ETCカード

法人ETCカードは、高速道路協同組合やETC協同組合といった民間の協同組合への加入を条件に発行が可能です。加入時に出資金や年会費が発生するほか、通行料金にも手数料が加算されます。

なお、法人ETCカードは発行時に組合独自の審査が行われますが、クレジットカードの審査はありません。法人カード付帯のものに比べて、手軽に申し込める点はメリットといえるでしょう。

2-2.2.ETCコーポレートカード

ETCコーポレートカードは「NEXCO西日本」「NEXCO東日本」「NEXCO中日本」が共同で発行する法人用ETCカードです。発行時に発行手数料や保守サービス料が発生しますが、発行元の3社が管轄する高速道路の通行料金に、割引が適用されるメリットがあります。

ただし、ETCコーポレートカードは発行時に登録した車のみ使用可能です。使いまわしはできないため注意しましょう。

2-2.3.ETCパーソナルカード

ETCパーソナルカードは、NEXCO3社・JB本四高速・阪神高速道路株式会・首都高速道路株式会社の計6社が共同で発行しています。法人名義による申し込みも可能で、デポジット制を採用している点が特徴です。

たとえば、利用見込み額が月5,000円の場合、デポジットとして事前に支払う2万円を上限に高速道路・有料道路を利用できます。

5.法人用ETCカードのメリット

法人用ETCカードの利用には、法人や個人事業主に多くのメリットがあります。代表的な4つのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

法人用ETCカードのデメリットは以下の記事で解説していますので、併せてご覧ください。

関連記事:法人ETCカードのメリット・デメリットは?年会費無料のおすすめカードも紹介

5-1.ポイントが溜まる

法人カード付帯の法人用ETCカードを利用すると、クレジットカードとETCマイレージサービスの2種類のポイントが貯まります。

ポイントの還元率は法人カードごとに異なり、貯まったポイントは商品券との交換やキャッシュバック、通行料金の支払いなどに利用できます。高速道路や有料道路の利用頻度が高い場合、ポイントを活用することで経費削減が見込めるでしょう。

5-2.高速道路の割引がある

法人用・個人用に関わらず、ETCカードを利用すると通行料金の割引を受けられます。適用されるのは「深夜割引」「休日割引」「平日朝夕割引」で、平日朝夕割引のみ、ETCマイレージサービスへの事前登録が必要です。

また、ETCコーポレートカードの場合は、利用金額に応じて最大30%(ETC2.0を使用する事業用車両の場合は40%)の「大口・多頻度割引」を受けられるメリットもあります。

5-3.業務効率化が図れる

法人用ETCカードを導入することで、ETCカードを利用した社員と経理担当者双方の業務効率化を図れます。法人用ETCカードがあれば、立替経費精算を行う必要がありません。

また、利用明細が契約者に直接届くため、経費の透明性が担保される点も会社側の大きなメリットです。

5-4.代車やレンタカーでも使用できる

法人用ETCカードは、ETC車載器があれば、どのような車でも原則利用可能です。たとえば、出張の際に代車やレンタカーで移動する場合、車載器に法人用ETCカードを挿入しておくとETCレーンを通過できます。

ただし、一部の法人用ETCカードは、券面に記載された車以外の利用が認められないため注意しましょう。

6.法人用クレジットカードの選び方

法人カードを選ぶ際に、着目すると良いポイントは以下の4点です。

  • 年会費・発行手数料の有無
  • 利用限度額
  • ポイント還元率・付帯サービス
  • 発行可能枚数

法人カードの年会費・発行手数料の有無は、カードの種類によって異なります。年会費は、利用限度額が大きいカードやポイント還元率が高いカード、付帯サービスが充実したカードほど高額になりやすい傾向です。

また、社員用の追加カードを複数枚発行する場合は、発行手数料にも注意が必要です。発行可能枚数が定められている法人カードもあるため、追加カードの上限も併せて確認しましょう。

7.法人用ETCカード利用時の注意点

法人用ETCカードを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

  • プライベートで利用しない
  • 紛失時は速やかに連絡する

法人用ETCカードを、プライベートで発生した通行料金の支払いに利用してはいけません。経費として処理した場合、罰則の対象になる可能性があります。不正防止策として、法人用ETCカードを社員に配布する際、利用方法について指導を徹底することが重要です。

また、法人用ETCカードを紛失した際は、上長へすぐに報告する必要があります。ETCカードは利用時に署名や暗証番号が不要なことから、不正が発生しやすいため、失くさないように注意しましょう。

8.バクラクビジネスカードならETCの複数発行もWeb上で完結

法人用ETCカードを社員間で使いまわせるか否かは、発行するカード会社や名義によって異なります。

ただし、使いまわしが可能な場合でも、同時利用はできません。複数台の社用車をもつ会社は、必要枚数分の社員用ETCカードを追加で発行するのが望ましいといえます。

年会費・発行手数料の有無や利用限度額、特典、発行可能枚数に着目し、自社の予算やニーズに合った法人用クレジットカード・ETCカードに申し込みましょう。

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