楽天市場で領収書を発行する方法は?発行できない理由も解説

楽天市場での買い物は、ポイント還元や豊富な品揃えが魅力です。個人利用だけでなくビジネス目的で活用する方も少なくないでしょう。

経費精算などで領収書が必要な場合、楽天市場での領収書の発行方法に戸惑うことがあるかもしれません。

本記事では、楽天市場で領収書をスムーズに発行する具体的な方法から、発行できない場合の理由や対処法まで詳しくご紹介いたします。

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楽天市場で領収書を発行する方法は?発行できない理由も解説

楽天市場で領収書を発行する方法

楽天市場で発行できる領収書は、楽天からのWeb領収書が一般的です。主に「マイページ」から発行する方法と「発送完了メール」から発行する方法の2種類があります。

マイページから発行する方法

楽天市場のマイページから領収書を発行するには、購入履歴にアクセスして手続きを進める必要があります。スマートフォンのアプリでもWebブラウザでも基本的な操作は同じです。

詳細は以下で解説します。

購入履歴に入る

まず楽天市場のマイページにログインし、「購入履歴」の項目にアクセスします。

購入履歴のページに、過去に注文した商品の一覧が表示されるので、領収書を発行したい注文を探してください。注文状況によって表示される内容が変わることがあります。

注文詳細を表示する

領収書を発行したい注文が見つかったら、該当する注文の「詳細」または「注文詳細を見る」といったボタンをクリックしましょう。

すると、商品の情報や配送先、支払い方法など、注文に関する詳細な情報が表示される画面へと進みます。

領収書を発行する

注文詳細画面には「領収書を発行する」または「Web領収書発行」といったリンクが表示されます。

リンクをクリックすると、宛名などの必要事項を入力する画面に進むので、指示に従って入力してください。入力が完了すると、領収書が発行されます。

発送完了メールから発行する方法

商品が発送された際に送られてくる「発送完了メール」からも、領収書を発行できます。メールを受信したら、内容を確認してください。

手順は以下のとおりです。

発送完了メールを開く

商品が発送されると、楽天市場から「発送完了のお知らせ」といった件名のメールが届きます。

発送完了のメールは、領収書発行に必要なURLが含まれているため、大切に保管してください。メールが見つからない場合は、迷惑メールフォルダも確認しましょう。

領収書発行URLにアクセスして情報入力をする

発送完了メールの中に、領収書発行専用のURLが記載されています。URLにアクセスし、開いたページで領収書の宛名や但し書きなど、必要な情報を正確に入力してください。

領収書の発行前に、入力項目に誤りがないか確認しましょう。

領収書を発行する

必要情報の入力がすべて完了したら「領収書を発行する」ボタンをクリックしましょう。Web領収書がPDF形式で表示されますので、ダウンロードして保存したり、直接印刷したりできます。

IDなしで楽天市場の領収書を発行する方法

楽天市場でゲスト購入をしてIDがない場合でも、領収書の発行は可能です。以下の手順で手続きを行ってください。

  1. 注文番号とメールアドレスを用意
  2. 領収書発行ページにアクセス
  3. 必要情報を入力
  4. 領収書を発行・ダウンロード

注文時に送られてくる「注文確認メール」に記載されている注文番号と、注文時に使用したメールアドレスを入力し、認証を行います。認証が成功したら、宛名などの必要事項を入力し、領収書をPDF形式で発行・ダウンロードしてください。

領収書・レシートの保存要件や方法について詳しく知りたい方は、以下の関連記事を参考にしてください。

関連記事:領収書・レシートはスキャン保存で問題ない?保存要件・方法を解説

領収書をPDFまたは印刷する方法

楽天市場で発行したWeb領収書は、PDF形式で表示されます。Web領収書は、デジタルデータとして保存したり、必要に応じて印刷したりできます。

デバイスによって操作方法が異なりますので、以下を参考にしてください。

iPhoneの場合

iPhoneで領収書をPDFとして保存するには、Web領収書が表示された画面で「共有」ボタンをタップします。

次に「プリント」を選択し、プレビュー画面をピンチアウト(拡大)すると、ファイルアプリにPDFとして保存するオプションが表示されます。

Androidの場合

Androidスマートフォンで領収書をPDFとして保存する場合、Web領収書が表示された画面で「共有」ボタンをタップします。

「印刷」または「PDFとして保存」といったオプションを選択すると、デバイス内にPDFファイルとして保存することが可能です。

パソコンの場合

パソコンで領収書をPDFとして保存または印刷するには、Web領収書が表示されたブラウザの印刷機能を使用します。

通常、メニューバーの「ファイル」から「印刷」を選択するか、ショートカットキー(WindowsはCtrl+P、MacはCommand+P)を使います。印刷設定で「PDFに保存」を選択するとPDF化でき、プリンターを選ぶことで印刷が可能です。

出張旅費規程の作成方法について、詳しくは以下の記事をお読みください。

関連記事:出張旅費規程の作成方法は?メリットや手当の相場、ルールの注意点を解説

楽天市場で領収書が発行できない理由

楽天市場で領収書を発行しようとしても、うまくいかない場合もあるでしょう。主な理由を事前に知っておけば、スムーズな対処が可能です。

領収書は発行できない支払い方法を選んでいる

楽天市場では、商品購入時に設定した支払い方法によっては、Web領収書が発行できないケースがあります。

たとえば、ポイント全額払い、クーポン利用、楽天キャッシュでの支払いなどが該当します。これらの支払い方法を選択している場合、購入履歴や発送完了メールからのWeb領収書発行はできません。

お店に直接相談するといった対応が必要になるでしょう。

支払いが確定していない

商品の購入手続きが完了していても、支払いが確定していない状態では領収書を発行できません。

コンビニ払いや銀行振込など、支払いが後日になる決済方法を選んだ場合は、入金完了後に支払いが確定します。クレジットカード決済でも、カード会社の承認が下りていない場合などは、発行ができないことがあります。支払い状況を確認しましょう。

注文してから2年以上経過している

楽天市場のシステムでは、注文から2年以上が経過した取引については、Web領収書の発行ができなくなる場合があります。

経費精算などで領収書が必要な場合は、期間内に発行することが重要です。2年以上経過してしまった場合は、購入した店舗に直接連絡し、対応が可能か相談しましょう。

購入した店舗が楽天市場で出店していない

楽天市場で購入した店舗が、商品の購入後、楽天市場から退店している場合、Web領収書の発行ができなくなることがあります。

領収書発行システムが店舗情報と連携しているため、店舗が不在になると発行が困難になるためです。

退店している場合も、直接店舗に連絡を取ることが唯一の解決策といえるでしょう。

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楽天市場での領収書発行は可能ですが、発行した領収書を一枚ずつ手作業で経費精算するのは非常に手間がかかります。特に、購入点数が多い場合、入力ミスや紛失のリスクも伴うでしょう。

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