レターパックに速達を付加できる?両者の違い(配達日数・料金)も解説
- 記事公開日:
- 最終更新日:2025-05-15
- この記事の3つのポイント
- レターパックに速達は付加できないが、毎日配達しており、届くまでの日数はほぼ同じ
- レターパックは追跡ができるが、速達の場合は書留や特定記録郵便のオプション追加が必要
- 郵送コストの削減には、PDF化した書類のメール送付や請求書発行システムによる送付が効果的
取引先に請求書や見積書などを送付する際、レターパックを使用する企業も多いでしょう。本記事では、レターパックの速達による送付の可否や、レターパックと速達の違いについて詳しく解説します。
レターパックの値上げに対する企業の対応策も紹介しますので、郵送コストの削減を図りたい方は本記事を参考にしてください。
レターパックに速達を付加できる?両者の違い(配達日数・料金)も解説
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レターパックとは?
レターパックとは、A4ファイルサイズの専用封筒で、4kgまでの書類や物品を送れるサービスのことです。レターパックプラスとレターパックライトの2種類があり、主な違いは以下のとおりです。
レターパックプラス (赤色の封筒) | レターパックライト (青色の封筒) | |
料金 | 600円(税込) | 430円(税込) |
厚さ | 制限なし | 3cm以内 |
配達方法 | 対面(受領印または署名が必要) | 郵便受け |
レターパックは雑貨や食品のほか、信書も送付できます。企業における、送付物の具体例は以下のとおりです。
- 請求書や納品書
- 商品カタログ
- 会社案内のパンフレット
- 業務用サンプル
現金や貴金属などの貴重品、爆発物や毒劇物などの危険物、割れもの、壊れものなどは送付できません。たとえば、ガラス製の商品や精密機器などを発送する場合は補償のある、ゆうパックや宅配便を利用しましょう。
以下の記事では、インボイス制度の概要や影響を図解で解説しています。ぜひ参考にしてください。
関連記事:インボイス制度とは?意味や概要、対象となる事業者への影響を図解でわかりやすく解説
レターパックに速達を付加できる?
レターパックに、速達などのオプションサービスは付加できません。
しかしレターパックは、土日・休日も含めて毎日配達をしています。届くまでの日数は、速達とほぼ同じといえるでしょう。
レターパックの配達日数はどれくらい?
レターパックは、ほとんどの地域で翌日に配達されます。ただし、郵便窓口での発送手続きやポスト投函の時間帯、交通状況などによっては翌々日以降の配達となる場合もあります。
また、レターパックライトは、レターパックプラスより日数がかかることがあるため注意が必要です。違いは1日ほどですが、到着を急ぐ場合はレターパックプラスや速達で送るのが望ましいでしょう。
レターパックと速達の違い
レターパックと速達の主な違いは、追跡の有無です。レターパックは追跡ができる上に、ポスト投函が可能です。速達の郵便物を追跡する場合は、郵便窓口で書留や特定記録郵便のオプションを追加しなければなりません。
レターパックと速達は、料金も異なります。レターパックの料金は一律ですが、速達は郵便物の重量に応じて基本料金に以下が加算されます。
250gまで | 300円 |
1kgまで | 400円 |
4kgまで | 690円 |
レターパックの料金については以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
レターパックの発送方法
レターパックを発送するまでの流れは、以下のとおりです。
- レターパックの購入
- 必要事項の記載・送付物の封入
- 発送
レターパックは全国の郵便窓口のほか、郵便局のネットショップ、一部のコンビニエンスストアや郵便切手類販売所などで購入できます。
お届け先欄・ご依頼主欄に必要事項を記載後、送付物を封入します。送付物は直接封入して問題ありませんが、必要に応じて緩衝材やクリアファイルを活用しましょう。
発送前に、追跡番号が記載されたご依頼主様保管用シールを剥がします。その後、ポスト投函または郵便窓口から発送して完了です。
スマートレターの値上げに対する企業の対応策
レターパックは、2024年10月1日に値上げされています。請求書や見積書の送付などに利用する機会が多い企業は、コストの増大が懸念されるでしょう。値上げに対する企業の対応策として、以下の2点が挙げられます。
- 作成した書類をPDF化し、電子メールで送付する
- 請求書発行システムなどを通じて送付する
いずれの方法も書類を出力する必要がないため、レターパック代だけでなく紙代や印刷代も削減できます。手書きの書類やパンフレットなども、スキャナーで電子化すれば上記の方法で送付可能です。
また、請求書発行システムを活用すると、経理業務の効率化も期待できます。システムの導入や運用にかかるコストを考慮した上で、最適な方法を検討しましょう。
請求書発行システムの導入メリットや注意点について知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
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レターパックはA4ファイルサイズの専用封筒で、4kgまでの書類や物品を送れるサービスです。レターパックに速達は付加できませんが、毎日配達をしており、速達とほぼ同じ早さで届けられます。
レターパックには信書を送れるなどの特長があるものの、利用頻度によってはコスト面が懸念されます。請求書や見積書などの郵送コストを削減し、業務効率化を図るには、請求書発行システムの導入が効果的です。
バクラク請求書発行は、あらゆる帳票の発行が可能な請求書発行システムです。現行のレイアウトに合わせて柔軟にカスタマイズができるほか、複製や形式変換にも対応しています。
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